ミナルディ訪問 [イタリア]
自動車マニア&イタリアマニアにとっての集大成ともいえる、私の自慢。
2004年のイタリア旅行で念願のミナルディ(F1チーム。現トロ・ロッソ)のファクトリー内を見学することができた。そもそも、それまで海外旅行拒否の考え方だった私が大学1年のとき突如イタリアに行きたくなった理由がこれである。当時ミナルディファンだった私は、万年資金難に苦しみ毎年チーム売却の危機に面していたチームを応援したいと願い、ファクトリーまで行こうと思い立ったわけで。
なぜわざわざファクトリーまで?と聞かれそうだが、理由はファクトリー内を見学し、実際のマシンを見たかったから。以前、F1解説の川井ちゃんがミナルディのファクトリーに取材に行ったら「隠すものなんてないから入って良いよ!」と受付で言われて、普通のチームなら絶対に入れてもらえないマシン整備中のファクトリーに入れてもらえたというエピソードを雑誌で読んで、「だったら自分も入れちゃうかも?」という安易な希望を抱いてしまった。
紆余曲折を経て4回目のイタリア旅行で、なんと本当に入れてしまったのである。ちょうど日本GPのタイミングでレース部隊が留守にしてるから「ちょっとだけならいいよ!」とこっそり入れてくれた。レース部隊が不在のためその年のF1マシンはなかったが、当時ミナルディがイベントで使っていた2シーターF1マシンが置いてあり、F1マシンの色々なパーツを手に取ることができた。
本当に最高の体験だった。見学を許可してくれたスタッフの方に、感謝。超感謝!
ミナルディ、現トロ・ロッソのファクトリーはイタリアのファエンツァという町にある。
Googleマップで「convertite faenza」と検索すると写真でも確認できる。
その他写真は以下に↓
ファクトリー外観。トロ・ロッソとなった現在でもあまり変化はない。入り口のカラーリングが多少変わった程度。
整備中の2シーターF1マシン。マールボロカラーのためパッと見フェラーリに見えなくもない。
なんと、コックピットに座らせてくれた サービス精神旺盛である
シートは着座位置がとても低く、深くて狭いバスタブにはまっているような感覚。フロントウイングはまったく見えず、フロンとタイヤの頭が少し見えるくらいだった。これでレースするなんて・・・。
さて、このマシンに見覚えはあるだろうか。実はこれ、99年(98年だったかな?)に高木虎之助が乗っていたティレルの最後のマシンを改造して造ってある。フロントノーズの上面にこぶの様な出っ張りが2つある。トーションバーがはやり始めた時期に、やはり資金難に陥っていたティレルはトーションバースプリングを使うことができず一般的なコイルスプリングを使わざるを得なかったため、あのように出っ張ってしまったのである。なつかしい・・・。
リアウインドのエレメント。軽い。
調整中のステアリング。調整中なのに触らせてくれた。
現代F1のステアリングはCPUが搭載されていたりしてマシンの中枢としての役割があり、とても精密で高価なものなのだが、許可が出たので左右にきったりパドルシフトをパコパコしてみた。これもすごい体験。
前のレースでクラッシュして使用不能になったモノコック。確かモンツァでラルフ・ファーマンが突っ込んだんじゃなかったかな。ドライバーが納まるモノコックだからそこそこ大きいのだが、実はこれ片手で持ち上がる。すっごく軽いのです!
ファクトリー内はきれいに掃除されてました。ピカピカした床をさらに掃除している係りの人もいた。すげぇ!
2004年のイタリア旅行で念願のミナルディ(F1チーム。現トロ・ロッソ)のファクトリー内を見学することができた。そもそも、それまで海外旅行拒否の考え方だった私が大学1年のとき突如イタリアに行きたくなった理由がこれである。当時ミナルディファンだった私は、万年資金難に苦しみ毎年チーム売却の危機に面していたチームを応援したいと願い、ファクトリーまで行こうと思い立ったわけで。
なぜわざわざファクトリーまで?と聞かれそうだが、理由はファクトリー内を見学し、実際のマシンを見たかったから。以前、F1解説の川井ちゃんがミナルディのファクトリーに取材に行ったら「隠すものなんてないから入って良いよ!」と受付で言われて、普通のチームなら絶対に入れてもらえないマシン整備中のファクトリーに入れてもらえたというエピソードを雑誌で読んで、「だったら自分も入れちゃうかも?」という安易な希望を抱いてしまった。
紆余曲折を経て4回目のイタリア旅行で、なんと本当に入れてしまったのである。ちょうど日本GPのタイミングでレース部隊が留守にしてるから「ちょっとだけならいいよ!」とこっそり入れてくれた。レース部隊が不在のためその年のF1マシンはなかったが、当時ミナルディがイベントで使っていた2シーターF1マシンが置いてあり、F1マシンの色々なパーツを手に取ることができた。
本当に最高の体験だった。見学を許可してくれたスタッフの方に、感謝。超感謝!
ミナルディ、現トロ・ロッソのファクトリーはイタリアのファエンツァという町にある。
Googleマップで「convertite faenza」と検索すると写真でも確認できる。
その他写真は以下に↓
ファクトリー外観。トロ・ロッソとなった現在でもあまり変化はない。入り口のカラーリングが多少変わった程度。
整備中の2シーターF1マシン。マールボロカラーのためパッと見フェラーリに見えなくもない。
なんと、コックピットに座らせてくれた サービス精神旺盛である
シートは着座位置がとても低く、深くて狭いバスタブにはまっているような感覚。フロントウイングはまったく見えず、フロンとタイヤの頭が少し見えるくらいだった。これでレースするなんて・・・。
さて、このマシンに見覚えはあるだろうか。実はこれ、99年(98年だったかな?)に高木虎之助が乗っていたティレルの最後のマシンを改造して造ってある。フロントノーズの上面にこぶの様な出っ張りが2つある。トーションバーがはやり始めた時期に、やはり資金難に陥っていたティレルはトーションバースプリングを使うことができず一般的なコイルスプリングを使わざるを得なかったため、あのように出っ張ってしまったのである。なつかしい・・・。
リアウインドのエレメント。軽い。
調整中のステアリング。調整中なのに触らせてくれた。
現代F1のステアリングはCPUが搭載されていたりしてマシンの中枢としての役割があり、とても精密で高価なものなのだが、許可が出たので左右にきったりパドルシフトをパコパコしてみた。これもすごい体験。
前のレースでクラッシュして使用不能になったモノコック。確かモンツァでラルフ・ファーマンが突っ込んだんじゃなかったかな。ドライバーが納まるモノコックだからそこそこ大きいのだが、実はこれ片手で持ち上がる。すっごく軽いのです!
ファクトリー内はきれいに掃除されてました。ピカピカした床をさらに掃除している係りの人もいた。すげぇ!
2010-11-05 22:55
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