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ボロい国際列車でブルガリアへ [セルビア]

★セルビア&ブルガリア旅行のその他の記事は【2010中欧旅行記録の目次】をご覧ください★

さて、あっという間のセルビア滞在を終えてブルガリアへ移動です。
夜行列車が満席だったため、昼間に10時間かけて移動・・・暇だなぁ~[たらーっ(汗)]

駅.jpg
ベオグラードの中央駅。簡素でとても小さい。列車の発着数もかなり少ない。
この辺は高速バスのほうが発達してるようです。バスターミナルは駅のすぐ隣にあります。

朝7時50分、国際列車インターシティに乗ってブルガリアへの長い移動が始まります。寒いです・・・

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機関車.jpg
客車.jpg
速報版でお伝えしたとおり、ベオグラード発の列車だったためホームには客車がスタンバイしていて
時間になると機関車がきて牽引していくというスタイルでした。
そのため、電気機関車がくるまでは動力なし[exclamation]ヒーターなし[exclamation×2]

イス.jpg
6人がけコンパートメント。この時点では車外とほぼ同じ温度です。完全装備でも震えます[がく~(落胆した顔)]

このコンパートメントでは旅行好きのセルビア人男性と一緒になったんですが、
 「セルビアのヒーターはのんびりなのさ」
ということで、二人でガタガタふるえながらヒーターが効いてくるのを待ちました。
約2時間後、日光のおかげで室内はそれなりに温かくなり、いい感じに。ヒーターは依然として弱いです。

このような体験をはじめ、色々計画通りに進まなかった今回の旅行では
 「まぁいいや、そのうちなんとかなるだろう」
と思うことが、ストレスをためずに楽しむ秘訣ではないかと感じました。
日本人のきちんとした国民性によって日本では様々なことが時間通り・予定通りに進んでいきますが
むしろそういう国は世界でも稀で、大抵は遅れたり変わったり、予期せぬことが起きたりします。
それを「不便だ」とか「なってない」と考えるのではなく、「世の中そんなもんだ」と思って受け止めることが世界を楽しむコツではないかと感じています。逆に言えば、そこが気になるようだと海外旅行はストレスがたまるかもしれませんね。
ワタシは、比較的「どうでもいいや」と考えるタイプです。

穴.jpg
壁の穴。今回の国際列車インターシティはとにかくボロかったですね。ボッコボコでした。

壁.jpg
ヒーターの温度調節機のようなもの。使えるのかどうかは不明。
中央の穴は何かというと、密輸品の隠しスペースです。
ブルガリアに比べてセルビアのタバコ税がかなり安いため、ブルガリア人がセルビアでタバコを大量に買って帰るそうです。当然規定量以上だと関税がかかるので、写真にあるような穴に隠して国境を通過します。大量のタバコを抱えている人や天井から取り出す人を何人か見ました。まぁ、このような穴は公然の秘密といったところでしょうか。

同室のセルビア人男性は日本にも詳しく、かなりたくさん話をできました。
日本のこと、セルビアのこと、欧州各国のこと、ブラックなこと・・・

ソフィア着.jpg
数々の自動車に追い抜かれながら、やっとブルガリアのソフィアに到着です。
この列車はこのあとトルコのイスタンブールまで行きます。

次回から、やっとブルガリアの紹介です。実はあと10日で中米へ発つので焦ってます。
仕事もやんなきゃいけないし、ブログもまとめたいし、他にも色々・・・まぁいいか[わーい(嬉しい顔)]マイペースにこなしていきます

ではでは

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