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全日本学生フォーミュラ大会 [自動車]

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全日本学生フォーミュラ大会~ものづくり・デザインコンペティション~の2011年度日本大会に行ってきました。
後輩の応援です。

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後輩が作った2011年モデルのマシン。
※ぐったりして座っているのは悲しんでいるわけではありません。全競技を終えて力が抜けただけです。

6年前にワタシの世代がチームをたちあげた時からすると飛躍的に向上したマシン性能。
チーム力も向上し、75チーム中総合8位、走行タイムだけだと4位というすばらしい成績です。

学生フォーミュラ大会とは、サブタイトルにあるようにフォーミュラーカーの設計・製作・競技を通して「ものづくりとは何ぞや」というものを学ぶイベントです。鳥人間コンテストとは趣旨が少し違う。

速い車を作ってレースをするのが目的ではなく、レーシングカーを作る会社を仮想的に運営し、速くて魅力的な製品を作り買ってもらうにはどうしたらいいかを考えることが大前提となる教育目的の競技です。

そのため、学生は設計、製作、競技走行だけでなく、チーム運営、スポンサー活動を行います。
競技内容はプレゼン、コスト計算、デザイン(設計)審査、各種動的競技を多岐にわたり、ただ速く走るだけでは上位に入れない、総合力の求められる大会です。

自動車メーカーや関係する部品メーカーの人事担当者は、大会会場でヘッドハンティングしていくそうです。
そう、この大会で上位に入るチームの学生たちは即戦力や底力という意味ではメーカーにとって貴重ですから。

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オーストラリア大会2位の強豪。クルマをよく知っているすばらしい設計でした。
タイムだけ見るとブッチ切り。ドライバーもトップレベル。ゼロカウンターでコーナーを立ち上がっていきます。

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総合優勝の某大学。フロントセクションはカーボンモノコックです。そう、F1とかと一緒。
アルミ部品にアルマイト処理が施されているあたり、学生としてはやり過ぎ感を感じるのはワタシだけか?

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ピットの様子。参加校はどんどん増えるものの、ピットエリアを確保する場所がないためここ数年75校できっているらしいです。エントリーは90校近く。

大会には関係ありませんが・・・
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後輩のマツダAZ-1。ガルウイングのミッドシップカーなのに軽自動車。バブルが生んだ日本の宝です。
運転してみると、まんまターボエンジンの軽自動車って感じですが、シートポジションはまさにレーシングカー。
ブレーキをミスるとトラックのしたとかにスッポリはいってしまいそうです。

久々に楽しい一日を過ごしましたとさ。

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